農林水産学研究科環境フィールド科学専攻 修士課程 2年 岩田知起
・豪雨の頻度が高まると予測されていて、土壌侵食のリスクが高まっています。
・土壌侵食は、地力の低下や土壌劣化を引き起こします。
・島嶼部では赤土流出問題として、景観の悪化や生物への悪影響も懸念されます。
・土壌侵食の評価は、圃場から流出した土砂量を計測することが一般的です。
・近年、ドローン(UAV)の普及によりSfM写真測量を用いた侵食の評価の研究が行われています。
・これにより、土壌侵食の形状(大きさ・深さ)を3次元的に把握することができます。
・また、直接土砂を回収しなくても、侵食量を推定でき、侵食対策の重要な基礎資料となります。

・人工降雨装置を用いた侵食実験を行い、SfM写真測量を用いて3次元モデルを作成しました。
・3次元モデルから数値標高モデル(DEM)を取得し、標高の差分(DoD)を利用して侵食量を推定しました。


・SfM写真測量を用いることで、侵食状況・形状を3次元的に可視化できました。
・侵食量の推定は、誤差が大きく補正が必要です。(総流出量は単位面積当たり約0.39mm~1.13mmの標高に相当)

・SfM写真測量を用いた侵食量の推定では、誤差が大きいため補正手法を検討します。
・実際の圃場での適用性を検討するため屋外傾斜圃場での実験を行います。

・農業農村工学という分野はイメージがしずらいかもしれませんが、食料生産や安全な暮らしを底支えする重要な分野です。
・私は、開発途上国の防災に興味があり開発コンサルタント企業のインターンシップに参加しました。
農地工学は、開発途上国にとっても非常に必要とされる分野で、海外協力に興味がある方にもおすすめです。
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