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お知らせ

2025.04.21

お知らせ

腸内細菌がイヌリンからカラメル化糖を作ることを発見〜バクテロイデス属細菌のイヌリン分解酵素による生成物の構造解析を通じて、腸内細菌によるイヌリン分解の仕組みの一端を解明〜

農学部の藤田清貴教授を中心とする研究グループは、理化学研究所専任研究員の石渡明弘博士らとの共同研究により、ヒトの主要な腸内細菌であるバクテロイデス属が持つendo-IFTaseと呼ばれる酵素がイヌリンを分解する際に、DFA III(カラメル化糖の一種)を還元末端側に付加したフルクトオリゴ糖を遊離することを明らかにしました。
これは、カラメル化糖が、糖類の加熱によってのみ生成されるだけでなく、水溶性食物繊維であるイヌリンの摂取により腸内でも生成されることを示しています。
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