研究のキーワード

近年,毎年のように,豪雨,台風,地震,火山などにより様々な自然災害が発生しています。自然災害の中で大きな被害をもたらしているのが豪雨,地震,火山噴火に起因する土砂災害です。九州における最近の例をあげると,2017年7月の九州北部の記録的な豪雨による土砂災害,2016年9月の台風16号による鹿児島県大隅半島の土砂災害,2016年4月の熊本地震による阿蘇地域の土砂災害,2015年6~7月の鹿児島県垂水市深港の大規模崩壊と土石流による土砂災害,2015年5月の鹿児島県口永良部島の新岳噴火に伴う土砂災害などがあります。

本研究室では,豪雨や地震で発生する大規模崩壊(深層崩壊),南九州シラス斜面の崩壊,桜島,霧島などの火山噴火に起因する土石流などの特徴,発生機構,発生予測,防災対策に関して,主に野外における調査と観測に基づいた教育研究を行っています。また,自治体や住民と連携して地域防災力の向上にも積極的に取り組んでいます。

研究のキーワード

森林
水
火山
緑化
地域防災