スマート農業技術・農業DXによる地域農業の発展を目指して

研究内容

日本の農業が抱える課題には農業従事者の高齢化や減少、化学農薬・肥料等の使用による環境や食品安全性への影響、農業廃棄物の処理等があります。一方、地球規模で解決していかなければならない課題として、人口増加や食料不足、エネルギー枯渇、環境汚染等がありますが、実はこれらも農業と深く関わっています。
農業環境システム学研究室ではこれら網羅的な農業に関する課題について、地域資源循環型農業をキーワードに教育研究を進めています。現在、当研究室で行っている主な研究は、スマート農業技術やDXによる生産体系の高度化・省力化や、南九州地域の特産物である焼酎の製造工程過程で廃棄される焼酎粕を利用した土壌消毒方法の検討、家畜糞尿の処理技術の開発、LEDを利用した植物栽培や害虫防除の検討等です。地域に眠っている未利用資源を有効活用し、また、新しい技術を取り入れた環境に優しい持続的な農業生産システムの確立を目標に教育研究を行っています。

農業環境システム学研究室

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