主な研究テーマ

●低カリウム野菜生産と評価に関する研究(渡部)

 

●農産物やその加工品の保存性向上に関する研究(濱中)

収穫後農産物の保存性の向上、いわゆるポストハーベスト技術の高度化や高度な食品の安全性確保を目標として以下のような研究を実施しています。

  • 低レベル静水圧を利用した耐熱性を有する細菌芽胞の不活性化技術の確立
  • 日本産農産物の海外輸出を目的とした超長距離輸送技術の開発
  • 農産物の表面や食品製造環境において形成されるバイオフィルムの特徴解析
  • 農産物や加工食品の殺菌・静菌におけるメカニズム解明と現場への応用
  • 環境制御による農産物保存と品質・鮮度および生理活性に及ぼす影響の解明
  • ポストハーベスト技術における品質および安全性の精密評価を目的とした微生物群集の網羅的な動態把握
  • 超微細気泡混合水による農産物の洗浄効果

研究キーワード・・・食品微生物、殺菌、食品衛生、ストレス応答、食品用乳化剤、電解水、加熱殺菌、紫外線殺菌、電磁波殺菌、微生物バイオフィルム、微生物叢解析、農産物の品質評価、農産物の輸出促進、高圧処理、低温障害、HACCP危害要因分析重要管理点、生理活性、酵素活性、病原細菌、細菌芽胞、損傷菌、増殖モニタリング、保存期間の延長、食の安全、電場、遺伝子発現

また、近年の食のグローバル化に対応するために必要な食品安全管理システムについて、HACCPをはじめとした各種規格基準の現場への導入に関する教育・普及活動にも携わっています。

食品加工工場を見学中

食品の安全確保に関する取り組みを理解するために食品加工工場を見学中

 農産物の成分分析実験中

農産物の成分分析実験中