木質の加工と利用を科学的にアプローチする

木質資源利用学研究室へようこそ

森林から生産される木材は、建築材料として、家具や道具などの素材として広く利用されているほか、紙の原料としても重要な資源です。また、製材や木材加工時に発生するおがくずや端材は、石油を代替するエネルギー(バイオマスエネルギー)として利用可能です。森林を適切に管理すれば、持続的に木材を利用することができるので、資源が枯渇することもなく、しかも、木材を燃焼させても大気中の二酸化炭素の濃度に影響を与えません(カーボンニュートラル)。

 木質資源利用学研究室では、木材を利用する際の基礎的な物性であるヤング係数や強度、表面特性、物性の水分依存性、生物劣化に対する耐久性、木材成分を基材とした新材料の開発、バイオマスのエネルギー利用などについて研究を行っています。また、木材を我々の住環境の中に多く取り込むことによって、快適な住空間を構築することを目指した、居住性向上のための科学的なアプローチによる実証実験を行っています。


木質資源利用学研究室

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