生体機能性物質を分子、細胞、組織レベルで理解する

生分子機能学研究室へようこそ

私達は、植物を中心とした天然物が持つ力を探し当て、ヒトの生活に応用することを目指しています。例えば、加治屋研究教授は、「血管を守る」という視点で健康寿命を延ばすことを目指し、遺伝子・分子・細胞・組織・個体レベルの各段階で研究をしています。最先端の機器を用いて、農産物に含まれる微量な成分量を測定したり、健康増進に役立つ未知の成分を探索したりすることで、食品と体の関係を科学的に証明し、食品成分を病気の予防のために役立てたいと考えています。そのため、医学・工学・獣医学など分野を超えた共同研究や、海外との国際共同研究、企業との共同研究も積極的におこなっています。また、南准教授は、食品に限らずもっと広い範囲の天然物を対象として、生体機能性物質の構造解析や機能性発現機構の解析などをおこなっています。