健康な血管機能の維持・改善を目指した研究

血管が細くなって血液が流れにくくなると、脳梗塞や心筋梗塞といった生死関わる病気を引き起こしてしまいます。私達は、これらの重篤な疾患を未然に防ぐため、正常な血管機能を保持する物質あるいは破綻した血管機能を改善する物質を天然物より単離・精製し、生体調節機能評価や作用機構の解明をおこなっています。

これまでに、桜島大根に含まれる「トリゴネリン」が血管機能を向上させることを明らかにし、世界で最も大きな学術団体である「アメリカ化学会」から画期的研究トピックスとして全世界にプレスリリースされました。

■Elucidating the improvement in vascular endothelial function from Sakurajima Daikon and its mechanism of action: A comparative study with Raphanus sativus, Journal of Agricultural and Food Chemistry, 66, 8714-8721, 2018.

海外では「モンスターラディッシュ」としてプレスリリースされました!

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■Characteristic analysis of trigonelline contained in Raphanus sativus cv. Sakurajima Daikon and results from the first trial examining its vasodilator properties in humans, Nutrients, 12(6), 1872:1-11, 2020.

特集号Phytochemicals and Human Health, Dietary (Poly)Phenols and Healthに掲載