食品成分の利活用で医薬品開発に貢献する

ごあいさつ

食品は私たちにとって、とても身近な素材です。食品を化学することで学べる知識や技術を日常生活に役立つこともあります。また、日常生活での疑問を研究に役立てることも可能です。
食品化学研究室では、食品成分をはじめとし、天然成分が潜在的に持っている有用な機能の解明やその機能の活用を目指しています。その一例として、ミルクのタンパク質を用いた新たな抗寄生虫薬の創出や、食べることで免疫を賦与できる食べるワクチンの開発などがあります。私たちの研究室では、そんな食品成分やその応用について科学しています。