近年の食品やバイオ産業は、生命機能や食品機能の解明と応用に関するバイオテクノロジーに大きく依存しています。本コースは、人の豊かな暮らしと健康増進、安全な食品の提供のために、食料や食品の新機能を遺伝子、細胞、動物個体レベルで解明し、新機能を付与した食品を開発しています。また、動植物や微生物の生体成分、たとえば酵素や多糖類、生理活性物質などの構造と機能について分子レベルで解明するとともに、細胞や生物を利用して有用な新バイオ素材を開発しています。
「食・健康・豊かさ」の視点から、生命現象の理解、生物機能の利用、食品の栄養生理・機能の解明、機能性食品の開発に関わる基礎と応用の教育を行い、多様化するバイオサイエンスやフードサイエンスの新時代に適応できる人材を養成する。