現地調査・航空レーザー解析などそれぞれの視点から森林を調べる

鹿児島大学森林計画学研究室って?

森林計画学・林業情報システム学研究室の紹介

これまでの人間の歴史は、家や紙を造るための木材、炊事や暖をとるための薪・木炭の原料など森林から様々なモノを採ってきて、生活に役立ててきました。人間には「人類の持続的発展」のために森林資源はどうしても必要となります。
現在我が国の森林率は67パーセントと世界有数の森林大国です。しかしこの森林資源を失うことは史上最も荒廃した時代とされた明治初期に見られるように簡単なことだと思います。将来の世代に森林資源の利用を保障するため、「持続可能な森林管理」そのために森林計画が大切なのです。


森林は木材生産,水源かん養,国土保全,野生鳥獣の生息場所など様々な機能を持っていますが,まず森林の状態を調べなければなりません。私たちは現地調査,航空レーザ解析や写真判読,衛星データ解析などそれぞれの視点から森林を調べています。
私たちはそれらの結果から、森林の機能を発揮させるためにはどのようなことができるのか,今ある森林をどのように管理して行けばよいのかなどを研究しています。
特に最近では、ICTG空間情報を活用した新しい林業である、スマート林業に関する研究を推進しています。
最近の研究室の課題は次のようなものがあります。

  1. スマート林業(ICT林業)に関する研究
  2. 持続可能で低コストな林業に関する研究
  3. 放置竹林の取り扱いに関する研究
  4. 森林系バイオマスの利活用に関する研究
  5. ドローンの活用に関する研究

農林環境科学科1、2年生、あるいは高校生でも是非遊びにきて、研究室のメンバーと話をしてみてください!!
大学選びや講座選び、研究室選びの参考になると思います。農学部D棟4階で待ってます!